犬のトイレトレーニングの話
こんにちは、たけうみです。
今日は、犬飼い初心者なら誰しも直面するであろうトイレのしつけについて綴っていきたいと思います。
まろんがトイレを完璧に覚えたのは、まろんを家にお迎えして1ヶ月経ってから。現在のトイレトレーニングの方式をはじめたのはお迎えして2週間経ってからだったので、正確に言うと2週間でトイレを覚えたことになります。
犬を飼うとき、恐らくいちばん最初にぶつかる壁がこのトイレのしつけ問題だと思います。
子犬のトイレのしつけに悩むみなさんのヒントになればと思い、まろんのトイレトレーニング方法について書いていきたいと思います。
■失敗した最初のトイレトレーニング
結論から言いますと、ケージ内にトイレを設置するやり方はなかなか上手くいかないです。
もちろん犬によってはすんなり覚えてくれる子もいると思いますが、このやり方は初心者には難しい方法だと思います。少なくとも私にはできませんでした。
まろんを迎えた最初の2週間、ケージ内に設置したトイレでトレーニングをしていました。ケージのサイズは、寝床とトイレでちょうど半分ずつ。
ケージに入れている間はきちんとトイレしてくれるのですが、出すと全然だめでした。おやつを持って誘導してもなかなか排泄してくれなかったり、しないなと思って油断したらそのへんでしてしまったり…。排泄できた時に死ぬほど褒めちぎっても全然覚えてくれませんでした。
ケージから出すとそこらじゅうにしてしまうので、家事などで手を離せない時はケージから出すことができず。ケージから出しても、失敗しないか気になって目を離せないので気疲れしてしまうし、延々と失敗したおしっこを拭き取る毎日。
おしっこだけでなくうんこもそこらじゅうにするので、洗いたてのラグにうんこをされたときはさすがに心が折れかけました。笑
ケージからなかなか出せないこと、出しても目が離せないことで、私だけでなくまろんもストレスが溜まっていたと思います。
■トイレの場所を変えてみた
死ぬほど悩み、毎日「犬 トイレの躾」「犬 トイレ 覚えない」などと検索しまくりました。
某知恵袋にも同じ悩みを抱えた人がたくさんおり、「犬がケージ内のトイレでしてくれない、覚えてくれなくて困っています」という質問がたくさんありました。
そこで目にしたとある回答。
「犬は寝床から離れた場所に排泄する習性があるので、ケージから離れた場所にトイレを設置してみてください」
なるほどこれは試してみよう!ということで、早速まろんのためのトイレスペースをケージから離れた場所に新設しました。
まろんのケージが置いてあるのはリビングです。引き戸をはさんで隣にダイニングがあり、もともと猫のトイレを設置していたので、少し場所を整理してそこに新しくまろんのトイレスペースを作りました。慣れるまでは、トイレの周りにもトイレシーツを2、3枚敷きつめていました。
こんなかんじ。いまは一枚のみで完璧です。
■とにかく褒めまくる
トイレトレーニングのポイントは3つ。
- 誘導して自分でトイレに行かせる
- 排泄のコマンドを覚えさせる
- 排泄できたら褒めちぎる
自分の足でトイレに向かわせて、「排泄したくなったらこの場所に行くんだ」と覚えさせることが大事だと思います。私は手をしゃかしゃかさせて興味を引いたり、おやつを手に持って誘導してました。
そして誘導後「おしっこはー?」成功したら「おしっこできたね!」と声かけをし、とにかく「おしっこ」というワードを排泄に結びつけられるようにしました。ネットで調べてみるとワンツーワンツーというコマンドがメジャーみたいですね。
あとはとにかくしこたま褒めちぎること。ハイテンションで褒めながらなでくりまわし、私はトイレの近くにあらかじめおやつを置いておいて、ときどきおやつをあげています。
まだまだ100%完璧とは言い切れず、長い間目を離すと失敗してしまうときがありますが、それでも一ヶ月前よりうんと減りましたし、フリーにする時間も長く取れるようになりました。誘導しなくても自分からトイレに行ってしてくれますが、見かけたときはいまだに褒めちぎっています。
猫は使った猫砂をトイレに入れておけば放っておいても覚えてくれるので、犬のトイレのしつけがこんなに難しくて時間のかかるものなのかとびっくりしましたが、やはり根気強く教えていくことが大事だと思います。